Cain's Offering｜Dawn of Solace
ケインズ･オファリングは、ソナタアークティカを脱退（クビっぽいけど）した
ヤニ･リマタイネンが立ち上げたバンドです。
脱退した経緯は、音楽性の違いと自身の兵役問題に絡む問題があったようです。
フィンランドでは兵役が義務であり、ヤニはこの頃、兵役に就いてませんでした。
そして、ヤニの兵役免除のための奉仕活動が
ソナタアークティカがツアーに出るタイミングと重なってしまったようです。
しかもヤニが黙っていたためバンド側は急に知らされたようで、
その事についてはトニー･カッコと少し揉めたようだ。
幸い代わりのエリアス･ヴィルヤネンがすぐ見つかり事なきを得ている。
これが事実なら、そりゃ揉めるよね（汗）
トニー･カッコへのインタビューの中で語られたことなので、真実だと思うけど。
記念すべきケインズ･オファリングのデビューアルバム「Gather the Faithful」
でボーカルをとっているのは、ストラトヴァリウスのティモ･コティペルトです。
そして、キーボード奏者には、かつてソナタアークティカで同僚であった
ミッコ･ハルキンが名を連ねている。
「Dawn of Solace」は、初期ソナタアークティカのような
煌びやかなスピードナンバーです。
イントロのキーボード速弾きからしてもろソナタ節が･･･
初期ソナタアークティカが好きなら絶対気に入るはず。
本家がミドルテンポのプログレ指向に走ってるので、
ヤニにはソナタ･スタイルをこのまま継承していってほしい。
「Dawn of Solace」だけでなく粒ぞろいでキャッチーな曲が揃ってますよぉ。
ヤニはギタリストとしてだけではなく、ソングライティングの才能からも
目が離せませんね。
今更ですが、彼が太ったのはショックでした（涙）
